気に入った？

なんか本編と違って、子作り方面が深堀りされていて、正直、気持ち悪かった。

「スペシャルだから敢えて」なんだと思うが、そしてきっと、避けて通っちゃいけないと思ったのだろうけど、あそこまで深刻な話を９時からのテレビドラマでやらないでほしい。

カシオペア車内の撮影は、きっと達成感の味わえる難題だったのだろうけど、「ああ、がんばって芝居をしているなあ」「台本を読んでるなあ」と、このドラマで初めて思わされた。

やはりスペシャルは難しい。面白さ、せつなさはあったけど、現実にはかなわないよ。「ブーム」を意識して作ると、変になる。残念。

一気に鑑賞。

よくできた脚本。愛すべき登場人物たち。切ない映像と音楽。猫たち。

最高に面白く、泣ける。そしてときどき、観るのがつらい。胸が苦しくなる。

結婚も離婚も、取り返しのつく失敗。何が失敗かなんて分からない。

そしてますます、人生は一度きり。

最高の離婚の再放送を見ているのだが、凄いドラマだなーと感心することしきり。

主要登場人物の４人が、揃いも揃って、とにかく憎めない。笑えて仕方ないのだけれど、常に切ない。複雑で、優しい。「不器用」なんて言葉でまとめてはいけない気がする。

毎回、見ていて胸が苦しくなるほど繊細な話。本放送では、第５話からしか観ていなかったので、再放送を観て、やっと背景がよく理解できた。

芹那がいい仕事してる。消えた芸能人として語られることが多いのだろうか？Google に「芹名」と入れると「芹那　消えた」と候補が表示される。これまた切ない。

２月８日のスペシャルが楽しみで仕方ないが、失敗しないかと心配でもある。この完成度の高いまま余韻を残し完結したドラマの世界を崩さないでほしい。いや、やはりここは前向きに、『あまちゃん』の紅白のように、余韻を超える本当の完結が待っていた、というものになることを祈ろう。